
灰谷健次郎著「兎の眼」は日本児童文学の金字塔ともいわれ、1974年に初めて出版されて以来もう3世代目の読者たちに読み継がれている日本のベストセラーです。ロシアでは2010年春に日本国際交流基金の援助を受け、サマカート児童書出版社より初めて出版されました。この物語は小 学校を舞台に新米教師の人生の迷いと葛藤を描き、問題児、障害を持った児童、差別問題なども含めて広い範囲に渡る社会的要素を含む内容の本となっていま す。1978年に国際児童年を記念して国際アンデルセン特別賞を受賞、近年では英語に翻訳され米国でも出版されていて、国際的にも評価が高い作品です。ロ シアでは、“ 世界各国の児童文学の中でも最も美しい学校物語のひとつ”、とも評されました。