
AD/HDまたは注意欠陥多動性障害とは、脳の機能的障害を背景に起きるとされる障害で、 幼年期に発見されるケースが多いとされています。 発症率は学齢期の子供で3〜7%、うち男児は女児の3倍の確率で発症。AD/HD障害児は物事に集中することが出来ず、またじっとしていることが苦手で, かつ規律に従うことが出来ないなどの症状が見られ、学校で問題児扱いなどを受けやすい状況にあります。また、現在のロシアではAD/HDの症状についてほとんど知られていなく、一般社会に親のしつけが悪いなどの周囲の誤解を招くことが多く、またこの分野の専門家もごく限られた少数のために、子供とその家庭は周囲の不理解に悩まされて孤立してしまうことが問題とされます。親の努力にも関わらず適当な時期に心理的にも正しいサポートが得られぬと、成長する過程において反社会的行動に出たりひきこもってしまったりという結果をひきおこすことにもなりかねない現実があります。
私たちNPO法人 “インプルス” http://www.sdvg-impuls.ru/ はロシア 各都市(モスクワ、サンクトペテルブルグ、エカテリンブルグ、クラスナダール、ニジニーノヴゴロド、アルハンゲルスク)に支部をもつ民間団体です。同団体はADHD/注意欠陥・多動性障害をもつ子供たちの親が集まるインターネットのフォーラム; http://sdvg-deti.com を出発点に、英国のチャリティーズエイドファンデーションロシア支部の援助を得て2007年にNPO法人“インプルス”として登録されました。インタネットフォーラム会員の有志が子供のADHD障害で悩み行き詰まった他の家庭を助けようと集ったことがきっかけとなり発足した私たちの民間保護団体は、近年ではADHDだけに留まらずアウティズム症や他の問題を抱えた障害児の親達からも相談を受け関わるようになっています。“インプルス”では障害児の親に対して心理学カウンセリングなどの専門家、法律家による無料相談を実施し、また障害児の親としての自分たちの経験を伝え、社会に問題の認識の重要性を広める活動を展開しています。AD/HDの症状についてさらに詳しい情報についてはこちらの日本語サイトをご参照ください。http://www.adhd-navi.net/